前回の、「いびきが止まってた。…息してなかったかも」と夫に言われた話はこちら:
👉 いびきに気づいた夜と、気づかなかった無呼吸。マウスピース作成までの記録 その1
無呼吸かもしれないと気づき、自宅での簡易検査を受けた話はこちら:
👉 いびきに気づいた夜と、気づかなかった無呼吸。マウスピース作成までの記録 その2
今回は、実際に私が受けた検査の様子や、その結果から選択した治療法について記しておきます。
診察と簡易検査の流れ
無呼吸の可能性があると感じた私は、まず呼吸器内科の受診を決めました。
福岡市南区にある呼吸器内科のホームページで、睡眠時無呼吸症候群について詳しく紹介されていたので、まず問合せてみようと電話してみました。(病院名は書いていいか分からなかったので、伏せておきます。)
受付の方も慣れている様子で、スムーズに対応してもらえたため、検査を予約することにしましたので、診察から自宅で行う簡易検査までをレポートします。
検査前の診察と、簡易検査の流れ
まずは受付、そして問診票を書いて診察まで待つ。駐車場も広め。ゲストWi-Fiがあったのが個人的には嬉しかったです。待合もトイレもとても綺麗でした。
最初に医師による問診があり、
- 「日中に強い眠気を感じることはありますか?」
- 「いびきはいつ頃からですか?」
- 「眠っていて目が覚めることは?」
といった質問を、いくつかされた。
生活スタイルや自覚症状をもとに、検査と、その後の治療の方向性を説明されました。
その後、看護師さんから機器を渡され、検査の仕方の説明を受けた。
装置の使い方、センサーの装着方法、検査中の注意点など、
一つずつ丁寧に教えてもらえたので安心できた。
装置一式は四角いファスナーのついた箱型のポーチに入れて手渡され、
自宅で2晩連続で使用し、朝はボタンを押して記録を止めるという手順を確認した。
私は週末(土日)を検査日に選んだので、仕事の心配もなく落ち着いた気持ちで臨めた。
2日間の検査を終えたら、月曜の朝に病院へ機器を返却。
受付でポーチを渡すと「検査結果が出たらお電話します」と案内された。
検査結果とマウスピースの処方
そして翌日、病院から電話がありました。
「検査結果が出たので、いつでも来てください。予約は不要です」
そう言われたので、仕事の合間に病院へ。
結果は――マウスピースでの治療が適しているとのこと。
受付で紹介状を受け取り、終了。あとは好きな歯科に持っていってください、とのことでした。
好きな歯科って何……?と思いつつ、まぁとりあえずこのクリニックでやることは終わった。
歯科はどこに行けばいい?
でも正直、どこの歯科で作ればいいのか分からない…。
とりあえず、普段メンテナンスで通っている歯医者さんに相談してみると、こんなことを言われました。
「ウチは睡眠時無呼吸のマウスピースはやってない。」
「他でおすすめの歯科、どこがええか?と聞かれれば、ちゃんとしたところ、たとえば福大病院とか、歯科大とかを勧める。」
「ちなみにうちの患者さんで、福大で作ったという患者さんがいる」
なるほど。専門性があるところの方が安心できそう…ということで、私も福大を選ぶことにしました。
福大病院での予約と初診
とりあえず外来窓口へ電話してみたものの、口腔外科にしても福大病院は自分で予約できないとのこと。紹介状あるなら、紹介状を作られた医院から予約をとってもらう必要があるらしい。(大学病院とか、医療センターとか大きな病院はそういう仕組みになっているみたい)
とりあえず、検査を受けた呼吸器クリニックにお願いして、紹介状を出してもらい、そこから福大病院の予約を取ってもらいました。
無事に予約も取れて、当日、福大病院へ。
スリープスプリントには2種類ある?価格は?
無呼吸の治療に使うマウスピースは、「スリープスプリント」という名前のマウスピースらしい。
そして、マウスピースには2種類あるということ。
- 通常の一体型
- 上下分離型(少し口を動かせるタイプ)
私は、分離型は自由診療のみの扱いで、数十万円はすると思っていました。
でも先生いわく、
「どちらも値段は同じです。たぶん・・・?どちらも1万~2万円の間くらいです。」
とのこと。**え、ほんとに?**って思いました。そして会計が〇円。え?今日歯形めちゃくちゃとったんですけど、こんな料金でいいの?もしかしてマウスピース出来上がった時に今回の歯形大も払うのかな・・・?
分離型は、1ミリ単位で調整できるというメリットがあるそうで、使い心地の面でも期待が持てそうです。
続きは、実際の作製と装着について書いていきます。
いびきに気づいた夜と、気づかなかった無呼吸。マウスピース作成までの記録 その4